お神輿

三輪神社の神輿

当社の神輿は、お先社・ご本社・お後社の3基があります。
本来、ご本社とお先社お後社は一見すれば分かるように形が異なります。
お先社は、胴周りが四角形で、胴回りに下げられているご神鏡の紐の色が緑色、
ご本社は、胴周りが六角形で、胴回りに下げられているご神鏡の紐の色が朱色、
お後社は、胴周りが四角形で、胴回りに下げられているご神鏡の紐の色が紫色です。

神輿の歴史

神輿の歴史は非常に古く、三輪村の古記録には、古くなった神輿を新調して京都で製作したという旨が記されています。
実際に、ご本社の神輿の胴下に墨書で正徳4年(1714年)に京都の幸嶋伝作右衛門によって製作と記載があります。お先社・お後社の胴下には記載はありませんが、この2基に取り付けられる3枚1組のご神鏡の裏には享保2年(1717年)の年号が記載されていることから、この2基はご本社の完成から2年後に造られたものと考えられます。

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300年目の大改修

平成30年に3基の神輿の大改修が行われました。この年は、折りしも3基の神輿が造られて300年の記念の年に当たります。
勇壮に行われる神輿渡御ですが、近年担ぎ方が変わってきたせいか、年を追うごとに破損も酷くなり、早急に改修する必要が出てきました。そのため、平成28年に神輿改修奉賛会が立ち上げられ、2年をかけて大改修が進められました。
まず平成28年にはご本社の改修を行い、平成29年の揖斐祭りでお披露目を行いました。その後、お先社とお後社の改修を2基同時に行い、平成30年の揖斐祭りでは3基美しく揃った姿のお披露目を行いました。
神輿の改修

おばばの唄

当社の神輿の渡御の特徴は、「おばば(の唄)」を高らかに歌い、両手で神輿を高く揚げ練ることです。軕を曳く時も神輿を担ぐ時も「おばばの唄」を声高らかに歌い、これが祭りの気分を一層高めます。
古謡おばばの元唄は、「おばば何処行きゃる 三升樽提げて 嫁の在所へ 孫抱きに」とされており、これに笛、太鼓が入り独特の形になったとされる。
実際に神輿を担ぎながらの謡われているのを聞くと、
オババドッコイキャールナーアーアーアー
オオババドッコイキャールナー
三升樽サーアゲテソーラーバエ
という様に聞こえます。
お神輿

神輿渡御

神輿渡御は、普段三輪神社の本殿にご鎮座されている三輪の大神様が、この揖斐祭りの時だけ特別にお神輿にお遷りになり、町内を巡行して我々のすぐ近くまで降りてきていただける誠に良い機会なのです。
午後1時に神輿蔵の前に神輿の担ぎ手が集合し、3基の神輿の前で発御祭を行い道中の無事安全を祈ります。
3基の神輿は各町内の青年、子ども神輿と共に三輪の町内を半日かけて巡行し、各所の神社ではお旅所として休憩します。
そして午後6時半過ぎには再び境内に戻ってきて、神輿を蔵に戻して還御祭を行い、渡御の完了を奉告します。
5日雨天の場合、6日に順延します。その際は、車上渡御となります。6日も雨天の場合、中止となります。

順路

神輿渡御の詳しい行程とタイムスケジュールです。
神輿ファンならば、追っかけてみては。