JA | EN

令和4年の演目

芦屋道満大内鑑 葛の葉後日譚

(あしやどうまんおおうちかがみ くずのはごじつたん)

 阿倍保名(尾花丸の父・葛の葉の夫)は自分が病気であり、尾花丸がそばにいないことを不安に感じ、尾花丸の身を案じているところ、突然、都から来た石川強衛門にだまし討たれてしまいます。
 そこへ、保名の危機を知った葛の葉が、狐の通力で保名のもとに送った息子・尾花丸が現れます。保名は、自分の亡き後、悪人たちを退治してほしいと、尾花丸に頼みます。尾花丸は、保名の遺志を受け継ぐことを約束しますが、子供の尾花丸は、一人で都まで行くことができません。そこに、葛の葉が保名の前に現われ、自分が道案内をして、尾花丸を都に連れて行くことを保名に約束します。今まで、母親に会ったことがなかった尾花丸は、ここで母親・葛の葉と対面し、葛の葉と尾花丸は、手を取り合って再会を喜びます。2人の喜ぶ姿を見て安心した保名は、自害して尾花丸に後を託します。それを見た葛の葉は、通力で石川強衛門を呼び戻し、尾花丸は父の仇を討つために戦います。2人が戦っている間に、奴伊達平に変装した葛の葉が、尾花丸の旅の道案内として登場し、自分が狐であること、母であることを明かせない気持ちを歌に詠みます。
「人ならぬ 身こそ辛けれ 和泉なる 信田の森の 狐葛の葉」
 奴伊達平をも討とうとする、石川強衛門をかわしながら、右手、左手に筆を持ち替えて障子に書いていきます。ついに石川強衛門を討った尾花丸は、奴伊達平を伴に連れ、都へ出発します。

P5040066
P5040087
1
previous arrow
next arrow

出演者

葛の葉・口上 杉山 なつほ 中1年生 杉山 一幸 (二女)
阿部保名・奴伊達平・口上 久保田 識(しき) 中1年生 久保田 将成 (長女)
尾花丸 橋本 佳奈(かな) 6年生 橋本 道明 (孫)
石川強右衛門 柴田 集大(しゅうた) 4年生 柴田 哲也 (長男)

※出演者一覧が見切れている場合は、横にスライドすると続きをご覧いただけます。

当番町:上町
軕:高砂軕

これまでの演目