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子供歌舞伎

令和7年の演目

碁太平記白石噺 新吉原揚屋の場

(ごたいへいきしらいしばなし しんよしわらあげやのば)

舞台は江戸の吉原遊郭、大黒屋(だいこくや)の二階。

 吉原の姉を頼って奥州から出てきた妹・信夫(しのぶ)は悪人にかどわかされそうになったところを、揚屋(あげや)・大黒屋の主・惣六(そうろく)に救われ奉公人になりますが、奥州訛りの田舎娘ぶりを廓(くるわ)の女たちにからかわれます。

 大黒屋の一枚看板で売れっ子の宮城野(みやぎの)はこの訛り言葉が生まれ故郷の白石の言葉であると気づき、周囲の者に場を外させて、その田舎娘の話を聞くうちに、五歳で別れた実の妹である事が分かりました。

 母も病で亡くなり、残された娘二人は父の仇討ちを計画しますが、惣六にその危険性を諭されます。
 
 「新吉原揚屋の場」は、姉妹の再会と仇討ちへの決意、そして吉原の華やかな雰囲気と田舎娘の純朴さのコントラストを巧みに描いた、歌舞伎の名場面として知られています。


子供歌舞伎の日程

5月3日:特別披露

13:00 子ども歌舞伎特別 披露
    (揖斐川町地域交流センター はなもも)

5月4日:試楽

13:30 子ども歌舞伎 奉納(三輪神社鳥居前)
16:00 子ども歌舞伎 披露(三輪神社 境内)
19:30 子ども歌舞伎 披露(三輪神社 境内)

5月5日:本楽

10:30 稚児役者練込(本揖斐バス停西駐車場より)
14:00 子ども歌舞伎 披露(三輪神社 境内)
15:00 餅まき・菓子まき(三輪神社 境内)
16:00 子ども歌舞伎 披露(三輪神社 境内)
19:30 子ども歌舞伎 披露(三輪神社 境内)

揖斐祭りの日程はこちら

出演者

大黒屋 惣六 八幡 弦真(げんま) 6年生 八幡 雅夫 (長男)
傾城 宮城野 市川 心音(このん) 6年生 市川 あずさ (三女)
妹 信夫 牛嶋 美衣奈(みいな) 中1年生 牛嶋 聡 (長女)
新造 宮里 牛嶋 真唯(まい) 5年生 牛嶋 聡 (次女)
新造 宮柴 坪井 結誠(ゆうせい) 3年生 坪井 昭憲 (長男)
新造 宮菊 宗宮 輝(あきら) 3年生 宗宮 郷 (三男)
禿 しげり(遣り手お政) 小林 咲奈(さな) 3年生 小林 勇哉 (長女)

※出演者一覧が見切れている場合は、横にスライドすると続きをご覧いただけます。

当番町:下新町
軕:市軕

軕芸の歴史

残っている記録によれば、明治20年(1887年)に上演されたものが最も古く、上演者は小学生男女児童に限られ、初回から現在まで変わりません。
この年に谷汲山の御開帳があり、揖斐でもこれに因んで新しく何かやろうということで始まったといいます。
明治20年以降に上演された芸題で分かっているものや、近年の様子は以下の通りです。

これまでの演目